MacRubyとは
名前通り、Mac向けのRubyです
MacのGUIアプリケーションを簡単に作る事ができます。
画面にGUIの部品を貼付けてインターフェースを作った後に、
部品ごとに処理をヒモ付けることでアプリケーションを作っていきます。
開発環境の準備
- Xcode -> App Store へ
- MacRuby -> インストール
プロジェクトの作成
- Xcodeを起動する
- File -> New -> New Project
- ApplicationのMacRuby Applicationを選択してNextを押す
- プロジェクトの名前を入力してNextを押す
- その後は作業ファイルを保存する場所を選択してプロジェクト作成
電卓を作る
- ResourcesフォルダのMainMenu.xibを選択する
- ObjectのWindow- プロジェクト名 を選択する
- 右下のLocalizationの中から必要な部品を配置する
- AppDelegate.rbファイルを選択し、処理を書く
- MainMenu.xibに戻り、AppDelegateからテキストフィールドに
Controlを押しながらドラッグし、4-1のアクセサを選択する
- 格ボタンからAppDelegateにControlを押しながらドラッグし、
4-2で書いたメソッドをヒモ付ける
- 最後に一番上のRun(▶)ボタンを押して実行
欠陥点
浮動小数点の計算をした際に、正しい答えが返ってこない。
3.1 + 3 = 6.099999999999998
macrubyではなくrubyで同じ計算をした所ちゃんと正しい結果が帰ってきたため、
macrubyの不具合?だと思います。
このためルートなどの計算は実装していません。
MacRubyの感想
javaでVisual Editorを使ってGUIアプリケーションを作ったことがあったのですが、
それと比べ物にならないぐらい使いやすいですし、コードも読みやすいです。
特に、部品のレイアウトは直感でスムーズにできました。